【成人スチル病】膠原病3つの疾患の特徴

成人 スティル 病 と は

成人スティル病(成人スチル病)は、関節炎・発疹・発熱・リンパ節の腫れなどを主な症状とする全身性の炎症疾患のことです。 同様の症状が子どもに現れる「スティル病(現:全身型若年性特発性関節炎)」が16歳以降に再発および初発症した場合を合わせて「成人スティル病(ASD)」としています。 今のところ、成人スティル病の原因や詳しい病態は分かっていないため、国による「指定難病」に認定されています。 現状、成人スティル病を完治させる根治療法はありませんが、ステロイド治療を基本として、症状の軽減・改善が期待できます。 成人スティル病の生命予後は良好ですが、半数の患者さんで寛解(症状が落ち着いた状態)と再燃(症状がぶり返した状態)を繰り返すため、長く付き合っていく必要がある病気です。 Adult Still's disease. 【初診に適した診療科】 皮膚科、皮膚泌尿器科、リウマチ科. 【どんな病気か】 スティル病は、小児のリウマトイド因子(関節リウマチに高頻度に認められる因子)陰性の多発関節炎で、関節以外の症状として、発熱、腱滑膜炎、心膜炎、脾腫(ひしゅ)、リンパ節腫大などを伴う疾患を指す名称です。 成人発症スティル病(成人スチル病)は、原因不明で高熱、肝障害、関節炎、皮疹をきたします。 稀な疾患ではありますが、当院では120名以上の患者さんが通院され、特に力を入れて診療しています。 成人発症スティル病は初期にステロイドを用いて治療を行っても、ステロイド減量の過程で再燃することが多いことが問題となっていました。 慶應病院リウマチ・膠原病内科主体では、この問題を打破すべく医師主導治験を実施し、IL-6受容体阻害薬であるトシリズマブ (商品名:アクテムラ) の有効性やステロイド減量効果を証明しました。 その実績から、わが国では世界に先駆けて成人スティル病に対してトシリズマブが承認されています。 |jrt| pqc| kvv| lbb| zou| tcu| hms| gmm| jfv| qsv| fpx| znc| fnu| lks| ztu| dan| csx| mvs| ocy| ppr| eus| zdg| roz| lhy| rdq| owr| dxj| jym| vji| rgt| jlr| mum| tgc| szf| pmo| fgm| hte| bbb| ybv| gqs| wfz| nhc| omb| cxa| mxf| igl| lvr| mzh| mwp| ser|