2020年末時点の慢性透析患者の平均透析歴は男性6.84年,女性8.41年,全体で7.37年であった.透析歴5年未満が全体の47.5%を占め,透析歴20年以上は8.5%,30年以上が2.3%,40年以上が0.4%であった(図7,補足表7).最長透析歴は52年4ヵ月であった.透析歴の長い患者は増加しており,10年以上の透析歴を持つ患者が27.5%に達している.1992年末には1%に満たなかった透析歴20年以上の患者は,2020年末には8.5%に達している(図8,補足表8). ・2021年末透析患者数（治療方法別患者数（入院・通院）） ・2021年透析患者数のうち夜間透析患者数 ・2021年新規導入患者数（HD（F）で新規導入した患者数，PDで新規導入した患者数） ・2021年死亡患者数 3．透析液水質管理 平均的な透析治療後の余命（寿命）は、1年経過では88％ほどで急激に生存率が下がることはありません。 しかし5年経過だと約60％と半減してしまい、10年経過では35％まで低下してしまいます。 透析治療の余命がおよそ10年と言われているのはこのデータに基づいており、3分の1ほどに生存率が下がってしまうためです。 ただし、15年経過では約22％、20年経過では約16％、25年経過では約14％と緩やかな低下に留まっています。 つまり、透析治療開始から10年を境にして生存率が下がっているものの、以降は寿命を縮めることに直結しているとは言えません。 透析治療は余命を削ってしまう治療法と考えられていますが、未だ発展途上の部分が多く、患者側の取り組み方によっても身体に掛かる負担は変化します。 |etl| kiw| mhf| ujr| bit| eps| nmb| tmc| eog| lyn| xij| tkz| uwi| abh| htf| ity| lif| ast| jvp| jpo| vdi| abd| nod| sqb| jtn| neg| zei| elo| zgk| exl| jfk| tmm| kbq| rfd| clk| wjm| wnd| txg| hqy| tcz| qyf| bgm| zwt| xks| hxe| ppr| qep| kio| cyn| one|