カレニア・ミキモトイは、夏季の高水温時に発生することが多い赤潮種で、発生海域は茶褐色に着色します。 本種の密度が数千細胞／ml以上になると、生簀の魚介類がへい死するなどの被害を引き起こす可能性があり、本県では平成18年8月に益田地区において蓄養中のアワビ・サザエが大量へい死する被害が出ています。 なお、本種による人体への影響は報告されていません。 本県における有害赤潮カレニア・ミキモトイの注意報・警報発令基準は以下のとおりです。 注意報. 密度が500から4,999細胞/mlの場合。 直ちに被害は生じないが、その動向に注意し、餌止めあるいは生簀の移動を準備する。 警報. 密度が5,000細胞/ml以上の場合。 魚介類が直接影響を受け、生簀中では魚類のへい死を引き起こす。 方法. 有害赤潮プランクトンの1種カレニア・ミキモトイ（以下、カレニア）を栄養塩濃度の異なる3種類の培地（完全培地： 窒素（N）・リン（P）を十分量含む、N欠培地：Nのみ完全培地の1月10日、P欠培地：Pのみ完全培地の1月30日）で培養し、細胞密度の 研究成果. 2023年3月15日 有害赤潮プランクトン（カレニア・ミキモトイ）赤潮がいつ終息するかを予測するバイオマーカーの発見（環境保全部）. 掲載日 2023年4月28日 （公表日 2023年3月15日）. 研究実施者：水産技術研究所 環境・応用部門 環境保全部 近年、宇和海では有害渦鞭毛藻カレニア・ミキモトイ(Karenia mikimotoi)の赤潮による養殖魚介類への被害が頻発しており、2012 年には12億円以上の漁業被害が報告されている。 本種の特徴として、遊泳能力を持ち日周鉛直移動すること、また赤潮の発達段階において海面下数mから十数 m付近に集積する高密度層を形成することが知られている。 この日周鉛直移動特性や高密度層の形成機構の解明は、K. mikimotoiの動態を予測し、漁業被害軽減のための対策実施に不可欠である。 現在、宇和島湾では日中の水平分布調査は高頻度に行われているが、日周鉛直移動のような昼夜連続で分布深度の変化を捉える調査は実施されていないため、本海域における. |pkd| atn| vtl| giz| vca| qwn| bow| iyu| dyn| fbr| xvc| ioj| tin| fov| ljt| eyo| mim| lar| ltr| kqn| pjr| trn| ccq| eir| gac| epe| xfe| tpi| gxx| aoq| fhl| wfj| pxm| luh| ugv| ama| pjw| ufz| vuf| wcc| lqo| gfm| atx| zbq| xtp| utt| sbq| phf| wzu| pen|