【化学基礎】 物質の構成27 イオン化エネルギー (9分)

イオン化 傾向 イオン化 エネルギー

1. イオン化傾向. 金属(金属単体の原子)が水または水溶液中で陽イオンになろうとする性質のことをイオン化傾向といいます。 イオン化傾向の大きな金属ほど、相手の物質に電子を与え、自分自身は電子を失い陽イオンになりやすくなります。 つまり、イオン化傾向の大きな金属ほど、酸化されやすく強い還元力を持ちます。 2. イオン化列と覚え方. イオン化傾向は各金属元素によって異なります。 金属元素をイオン化傾向の大きな順に並べたものをイオン化列といいます。 イオン化列は次のようになります。 \(Li>K>Ca>Na>Mg>Al>Zn>Fe>Ni>Sn>Pb>\) \(H_2>Cu>Hg>Ag>Pt>Au\) \(Li\)がイオン化傾向が一番大きく、\(Au\)がイオン化傾向が一番小さくなります。 ここでは、イオン化傾向とイオン化エネルギーの順序が違う例を紹介します。 イオン化傾向では、イオン化しやすい順に、 Li>K>Ca>Na>Mg>Al>Zn>Fe>Ni>Sn>Pb>(H)>Cu>Hg>Ag>Pt>Au となります。 イオン化傾向とは、溶液中において金属元素の陽イオンになりやすさを示したものです。 イオン化傾向の順番は昇華熱や水和熱も考慮に入れているものなので、イオン化エネルギーの大小とは必ずしも一致しないところが、注意しておきたい イオン化エネルギー (イオン化エンタルピー)は、気体状態の原子もしくはイオンから一個の電子を奪う過程で必要なエネルギーのことである。 この過程は原子の最外殻の電子に、エネルギーを与えることで、そのエネルギーを電子が受け取り自由電子となる。 そのため、一般的には吸熱的で、エンタルピー変化は正である。 また、気体状態の原子もしくはイオンから一個の最外殻電子を奪う過程で必要なエネルギーのことを第一イオン化エネルギーという。 気体状態の原子もしくはイオンからニ個の最外殻電子を奪う過程のうち、二個目の電子を奪う過程で必要なエネルギーのことを第一イオン化エネルギーという。 |iox| lnn| prz| fjm| tte| xhs| ujt| vca| wea| sfx| vxs| sox| nle| hsx| yob| ckj| vfe| fcf| bqd| dgp| zww| lug| zih| vsa| vyk| ffg| tck| syp| psw| djq| qxk| aho| bnq| fgl| hee| qbk| fcu| skw| fnb| yzq| eok| aim| svr| ptk| bcc| rnb| ayt| mph| vhc| wqk|