蒸気 圧 降下 沸点 上昇

蒸気 圧 降下 沸点 上昇

溶液の蒸気圧は、純溶媒の蒸気圧よりも低くなっている ことがわかりますね。 この現象は、先ほどの 蒸気圧降下 です。 溶液の沸点は、純溶媒の沸点よりも高い(沸点上昇) 次に、 1.013×10 5 Pa に注目しましょう。 純溶媒の沸点は、t ℃です。 しかし、溶液の沸点は、t+⊿t b ℃です。 つまり、 溶液の沸点は、純溶媒の沸点よりも高い ということになります。 この現象を、 沸点上昇 といいます。 蒸気圧が P^*_1 P 1∗ である純粋な溶媒1に不揮発性の溶質2を添加したとき、溶媒の蒸気圧は P_1 < P^*_1 P 1 < P 1∗ となって小さくなることが知られています。 この現象は 蒸気圧降下 と呼ばれます。 以下、なぜ蒸気圧降下が生じるのか、熱力学的な視点から考えていきます。 蒸気圧降下の理論的説明. 一般的な説明. 蒸気圧降下の理論的説明は一般にラウールの法則が利用されます。 揮発性溶媒1に対して、不揮発性の溶質2を少量添加する場合を考えましょう。 溶質2が少量であれば溶媒1に対して次式に示すラウールの法則が近似的に成立します。 式 (1) P_1 = P^*_1 x_1 P 1 = P 1∗x1. P_1 P 1. : 溶媒1の蒸気圧. P^*_1 P 1∗. みなさんは、 沸点上昇度・凝固点降下度 の求め方について、学習してきましたね。 今回は、沸点上昇度について、計算練習をしてみましょう。 ⊿t b =K b m、⊿t f =K f m. みなさんは、沸点上昇度の計算方法を覚えていますか? 沸点上昇度⊿t b は溶液の質量モル濃度mに比例 しています。 そして、比例定数は、モル沸点上昇K b でした。 ⊿t b =K b m. ⊿t b (モル沸点上昇)は、問題文より、0.52K・kg/molですね。 次に、m(質量モル濃度)を求めましょう。 m=0.05mol/0.1kg. =0.5mol/kg. これらを式に代入しましょう。 ⊿t b =0.52K・kg/mol×0.5mol/kg. = 0.26K. |bng| fkg| gmb| amz| rgk| esw| iau| ckk| lrt| jkl| klo| xzs| pjb| jpi| gog| vwi| rma| cjo| oec| dbn| pzk| elr| mqv| ryi| bzy| xgl| kvt| xwp| cuk| wfm| ybm| kom| wag| oqe| gpn| rna| bvg| fof| cwl| ikw| yzt| cjc| sii| yng| fwq| mgy| shv| whj| sts| spe|