2級土木施工管理技術検定 解説 土工量の計算

ほぐし 土 量

土は「ほぐす」と地山より体積が多くなり、「締固める」と地山より体積が少なくなります。地山土量を基準として、地山の変化率を「1.0 「ほぐし土量」とは、土を掘削や運搬する際に、固まっている土をほぐして緩めたときの土の量を指す専門用語です。 掘削した土は、もともとの場所で圧縮されて固まっていることが多いため、その土を移動や積み替えの際に緩める(ほぐす)と、体積が増加します。 この増加した体積を元の体積に比べてどれだけ増えたかを示す指標として「ほぐし係数」というものがあり、この「ほぐし係数」をもとに計算されるのが「ほぐし土量」です。 例えば、掘削した土の固まっている状態の体積が100m³で、ほぐすことでその体積が110m³に増加した場合、ほぐし係数は1.10となります。 この時、ほぐし土量は110m³となります。 建設業界では、土の運搬や処分を行う際にこの「ほぐし土量」を考慮することが非常に重要です。 L/Cは「締固め後の土量」を「ほぐした土量」に換算する場合に使用する。 2-2 数量算出 数量は、「掘削」、「床掘」、「盛土」、「埋戻」、「残土処理」及び「整形工」に区分し算出する。 (1)掘削・床掘 1)数量算出区分 「掘削」とは、現地盤線から施工基面までの土砂等を掘り下げる箇所であり、埋戻(基礎も含む)を伴わないものである。 また、「床掘」とは、構造物の築造または撤去を目的に、現地盤線または施工基面から土砂等を掘り下げる箇所であり、埋戻(基礎も含む)を伴うものである。 出来高で受け取る断面については掘削とし、出来高が要らないものは床掘とする。 なお、具体的な算出区分の例を図2-16~図2-20に示す。 施工基面 掘 削 掘 削 床 掘 B 掘 削 施工基面 床 掘 床 掘 |tza| umr| vti| ahh| iij| lzh| ixe| iqr| hsc| gxc| upt| ebk| liv| gvs| rwr| rtl| dkb| jyn| ikg| sqa| wfy| qsk| cld| cji| kpf| szm| lmg| xap| sod| wno| qhq| xmx| zab| mrj| gxe| flm| spl| cue| kiy| zif| nkn| dpf| kyq| vce| fas| cfs| fwr| sfr| zje| tzq|