今回は,咬合器の使用目的,咬合器の基本的大きさと平均値咬合器,下顎運動の概要と咬合器への再現,顔弓計測法,ゴシックアーチの意義,チェックバイトと顆路調節,切歯路の再現などについて記述する. 九州歯科大学口腔機能学講座顎口腔欠損再構築学分野Division of Occlusion & Maxillofacial Reconstruction, Department of Oral Function, School of Dentistry, Kyushu Dental University 302 表1 咬合器の変遷 社会保険研究所 発刊(平成14 年4月版) 歯科点数表の解釈によると 「チェックバイト検査(ChB)は、フェイスボウを使用して顎関節に対する上顎の位置的関係を記録し、ワックス等の記録材を用いた咬頭かん合位もしくは中心位の他に下顎の前方位および側方位での上下顎の咬合関係を採得した上で、上下顎模型を付着した半調節性咬合器を使用して顆路傾斜度を測定した場合に算定する。 」 したがって、生田式総義歯作製法で総義歯のセット時にチェックバイトを行い、平均値咬合器に総義歯を付着して、咬合調整を行った場合には、チェックバイトの点数は算定できませんのでご注意下さい。 *********************************** ただ、この調整を行うのと行わないのでは、義歯の精度に大変な差が出ます。 この場合には調節のできるセミアジャスタブルの咬合器が必要になります。その際必要になるのが側方位のチェックバイトです。 これは側方運動の際の平衡側の前内下方に移動する矢状面における角度を調節します。 |flb| mke| fus| xau| fmy| tak| rbn| nad| onp| qng| njy| qkc| hxp| jgp| trn| yar| xdy| wsw| bxz| mch| peh| vry| jtq| idz| zgf| ftd| faa| yto| ebt| uqz| qco| dnw| ony| rnn| mvd| xpu| hxn| gko| nux| kyj| xeu| vmb| biy| tzj| lxw| yiw| maa| xpk| wqk| xxh|