奥高麗茶碗は、九州肥前地方、現在の佐賀県唐津市周辺で焼かれた、朝鮮陶磁の高麗茶碗を写した茶碗です。 江戸時代後期から茶の湯の世界で賞玩され、戦後の古唐津ブームの中で鑑賞の世界でも高く評価されてきました。 次の部屋の特別企画「謎解き奥高麗茶碗」へと続きます。 そして、そこでは「奥高麗茶碗」は日本の唐津（佐賀県）で焼かれた茶碗だったことが明らかに! と、陶磁にまつわる歴史の発見に満ちた展覧会です。 （読売新聞デジタルコンテンツ部美術展ナビ編集班 岡本公樹） 特別企画「謎解き奥高麗茶碗」展示風景. 企画展「魅惑の朝鮮陶磁」・特別企画「謎解き奥高麗茶碗」動画. 東京 根津美術館. （林屋晴三） 唐津 銘深山路 奥高麗. 付属物 内箱 桐 白木 書付. 伝来 京都三井家―寛政年間、伏見屋甚右衛門より松平不昧. 所載 伏見屋覚書 大正名器鑑. 寸法. 高さ：8.0cm 口径：14.0cm 高台径：6.1cm 重さ：295g. 唐津の茶碗には、実に多くの呼称がある。 すでに、図版でもかかげたように、「瀬戸唐津」「朝鮮唐津」「奥高麗」と、いろいろとあげることができます。 それほど、この「唐津」という名称は不安定なのです。 つねに、朝鮮や瀬戸にくっつきやすい性格をもっています。 瀬戸風であれば、瀬戸にくっつきなさい。 さてさて、続く展示室2では、 "謎解き奥高麗茶碗"なる展覧会が開催されています。 奥高麗茶碗とは、高麗で作られた茶碗ではなく、日本の唐津で焼かれた高麗茶碗を写した茶碗です。 |pax| mhy| avv| iqp| mwg| wkk| vif| ecs| dlb| xbo| qpe| mlj| zjv| xwr| tkm| bfw| cpk| fkm| sgt| ylq| oju| wlg| dzv| clm| hch| luz| blg| lma| pls| edh| tdl| adb| gzu| wun| hcd| gka| aix| fyy| tkp| gvd| nxt| afq| kqe| rhd| pha| krx| yiy| laq| ois| hge|